書籍紹介

 1990年頃、全国の若手医師で乳癌診療や研究に取り組んでいた人たちが、乳癌懇話会に集結し、自由な意見を発表するようになった。この時の若き医師たちの忘れ得ぬ患者さん達のエピソードを記録したものである。この会はのちに日本乳癌学会の創設の原動力になった。
 2017年7月 現在に至るまで10,000人以上の患者さんたちの診療にあたってきた。今もなお、1,000人を超える患者、元患者さんの乳腺疾患に関する医療コンサルにあたると共に、今につなげる「乳がん死ゼロ」の発言者として実践し続ける。

乳がん死ゼロの日

「乳がん死ゼロの日」を目指して
 星の環会 ISBN978-4-89294-566-3
乳がんから生還された人々の貴重な記録。乳腺専門医を目指す若い医師たちにも日本の乳がん診療の夜明けと歴史を役立ててもらいたい。
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  • 忘れ得ぬ患者さん達へ

    忘れ得ぬ患者さん達へ
     日本小児医事出版社 ISBN4-88924-052-7
    乳がんの診療にはげむ全国の若き医師たちの手記、その多くはのちに全国的に新設された各地大学の乳腺外科教授。乳がんと戦い続けた患者さん達を見て感動したことの手記。

    乳がんからの生還

    乳がんからの生還
     日本小児医事出版社 ISBN4-88924-059-4
    全国の乳がんと取り組む中堅の医師たちによって始められた乳癌懇話会。自由な発表と討論を基に続けられ、新風を巻き起した。その時の記録や感想を記述してもらった。懇話会の活動は、日本乳癌学会創立の原動力になった。